第3回 情報モラルセミナー(2019年)

47名(実行委員・大学生ファシリテータ含む)、中・高生37名、合計84名に参加いただき、3回目の情報モラルセミナーは無事終了しました。

若者の若者による若者のための情報モラル
~私たちはこう考える~

田中先生のサポートで昨年夏から準備を進めてきた大学生の皆さん
大学生ファシリテーターの皆さんからの提言
くじ引きで4つのLINEグループに振り分けられ、それぞれのテーマの元、意見を投稿しあう
スクリーンにて4グループ同時中継、入力も早く手慣れた子供たち。挨拶もきちんと。
LINEグループは大学生1人と中高生での混成グループで、誰がいるのかはわからない。
顔が見えないからこそ言えることもある、深まっていくテーマ
LINE上で(文字で)トークが進められるも、会場は静かではなく、日常的な雰囲気。
深まるトークを読み入る大人たち
田中先生がLINE用語やトークの進行を解説
どのグループも時間いっぱい濃いトークが続けられ・・・終了。
この後、グループを全員退出。
そしていよいよ・・・グループトークをしたメンバーとリアルに対面
LINEトークとリアルでの会話から、それぞれのグループでの『子ども宣言』へ意見をまとめる
学校も世代も違う子どもたちが話し合った「過程」での気付きを発表しあう
悩める子どもには、専門家の意見は一つの指針になる。上からじゃない大人の寄り添いが大事。

大人への提言はどれも核心をついていて耳が痛いところでした。特に教員として、子どもたちの話をちゃんと聞いてあげられているのか、自分自身も考えさせられました。
今日、活動した生徒たちが周りに広めて、大人が考えていけば、交通事故が減ったようにネットでのトラブルも減っていくと思います。そのためにも、このような会はとても大切だと思います。

参加者アンケートより

あっという間の時間でした。継続的にセミナーがあっていることを初めて知りました。
同じ目標に到達するための方法はいくつもあると思うけど、これしかない!みたいに一方的で枠にはめたがる人がいると思います。多様な方法があっても認めたくないのかもしれません。自分と違うということで排他的になる社会はキュウクツだと思います。初心に戻った気分になりました。

参加者アンケートより

ネット上でのコミュニケーションスキルとリアルでのコミュニケーションスキルとでの違いを考えてみるとおもしろいと感じた。
子どもたちの真剣な表情がとても印象的だった。

参加者アンケートより

「アドバイスは上からでなく隣から」名言ですね。肝に銘じて生徒と接します。ありがとうございました。

参加者アンケートより
最後に、曽我邦彦氏(元 社団法人日本PTA全国協議会会長/安心ネットづくり促進協議会顧問 )より総評。ご自身のネットとリアルを事例に上げ、セミナー継続と参加者へのエールを頂く。

▼参加者の皆さんに頂いたアンケート結果

セミナー実行委員と大学生ファシリテーターの皆さん。
準備のみで当日参加できなかった実行委員や当日お手伝いいただいた先生にも感謝です。
第4回に向けてよろしくお願いいたします。
第3回セミナーの記録映像(約3時間)